■農園紹介
・尾関農園は“愛知県春日井市”という、いわゆるぶどうの産地とはほど遠い場所にあります。
『山梨』『長野』『岡山』…名産地に囲まれたこの場所で、先々代はなぜ“ぶどう”を 始めようと試みたのかは
わかりませんが、現在に至るまでおよそ80年。元来、野菜が作りにくい土壌から
果樹園(桃・柿)農家の多いこの町に、名産地には引けをとらないような“ぶどう作り”にこだわってきました。
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<2代目園主、視察風景 S20年頃> |
<3代目園主、視察風景 S50年頃> |
<4代目園主20代の頃 視察風景> |
・昭和初期、ほとんど生産されていなかった“ぶどう”が、先々代から続けてきた努力のおかげか、
今では春日井市の“くだもの”名産品のひとつになるまでに成長し、地産地消という観点から年に1回、
春日井市の学校給食としても皆様からの厚い信頼を得ています
<各・学校給食に関する外部サイト・ブログ一覧です>
・2016年 春日井市立牛山小学校 収穫体験実施
・2017年 春日井市立石尾台小学校 収穫体験実施
<2016年より、プライバシー保護の観点から、写真館の更新を中止する事にしました。>
<直売所の様子です>
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<直売所の風景(1)> |
<直売所の風景(2)> |
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<ぶどうの掃除をしています> |
<掃除し終わったぶどう(有核巨峰)> |
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<園内の風景(1)> |
<園内の風景(2)> |
・現在は巨峰を中心に、マスカットやロザリオ・ビアンコ、多摩ゆたかなど、およそ40種類の品種を手がけています。
消費者の皆様からも『種のないぶどうが欲しい』というお言葉が相次いでいる為、無核化できるぶどうから
順次“種無し”に取り組んでいる次第です。
・その他、少しではありますが、桃・柿・銀杏・みかんなども栽培しており、
年間を通して家族、パートさんを含め4名で忙しい日々を過ごしています。
・顔写真を撮ろうとしたのですが、恥ずかしがってなかなか撮らせてもらえませんでした。
閲覧して下さってる皆様には少々物足りないかも知れませんが、美味しいぶどうをお届けしたい!!
という気持ちはどこにも負けません。
どうぞご了承くださいますようお願いいたします。 m(_)m
■こだわり
<こだわり>
・先ほどの紹介でも触れましたが、春日井市は全国区の有名な“ぶどう”の産地ではありません。
そんな中でも“ぶどう”で多くの皆様に満足頂ける商品を作っていくには、かなりの努力が必要なんです。
土作りから剪定、枝のはわせ方や花きりの方法、気候に合うかどうか苗木なども品種を選別し、
収穫時期などのずれも考えなければいけません。
・このような状況で長年つちかわれてきた結果、他のどの 産地にも負けないものを見つけ出しました。
※甘いんです。
・長野県や山梨県と比べるとこの春日井市というのは、昼と夜との寒暖の差が大きくありません。
“ぶどう”にとってのそれは、着色しにくいという欠点を生じます。
しかしながら“ぶどう”は一度着色してしまうと実の酸味を抜けにくくし、また、実の糖度が上がりにくくなります。
なので、高冷地で育った“ぶどう”は見た目よりも酸味を強く感じるのです。
・春日井市での“ぶどう”は先に酸味が抜けてきます。そして甘味を含みながら序々に着色していくのです。
当然、着色は高冷地より遅いので、早く色ませる為に通常よりも多くの摘果(一本あたりの房の数を減らす)を
行います。そうする事で栄養が一粒一粒まで行きわたり、甘さがより強くなる。
つまり…
気候のハンディを逆手にとり、尾関農園の“ぶどう”は、着色する頃には酸味が抜け甘みが強くなる
という強みを得ました。
・ただし、摘果を通常よりも多く行わなければならないので、房を多く実らせる事ができません。
利益を取るならば、房をあまり落とさずに色ませる事が出来る高冷地が“ぶどう”にとっては
都合がいいのかも知れません。
しかし 尾関農園はここ、春日井市にある。この地で“ぶどう”を育ててい手立てとして、
長年かけて出した答えがこの方法なのです。
味で負けない“ぶどう”を作りたい!
まずはこの味。是非感じてみてはいかがでしょうか?きっとご満足頂けるはずです。
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